先輩社員へのインタビュー一畑住設で働く!

一畑住設の属する一畑グループが運行する「一畑電車」は、山陰唯一のローカル私鉄として地元の皆さまのご愛顧をいただいています。
その一畑電車の電気設備・保守・工事を手掛けるのが、私たち一畑住設です。

五感を研ぎ澄ました作業で安全運行を

伊藤誠司朗

電気工事事業部(電車)

平成14年3月 入社

一畑電車の安全運行を支える

同業他社にない《一畑住設》の特徴的な仕事の一つが、一畑電車の電気設備、保守、工事だ。社内で最も若くして課長を任されている伊藤誠司朗さん(34)は、約100程度ある全線の踏切や、電車線の保守点検の責任者として、電車の安全運行を支える。踏切は、電車が来たのを察知して音を鳴らし、遮断機を下ろす。異常があって必要な時に下りなかったり、逆に車や人が通行している時に誤って下りてしまったりしては、重大な事故につながりかねない。「責任重大です」と顔を引き締める。器具箱の中の制御線がネズミにかじられて切れかかっているのを見つけ、ヒヤッとしたこともあるという。踏切警報機の音が通常と違って、異常に気づいたことも。「五感を研ぎ澄ました作業が必要なのです」。

雷が落ちるなどで踏切の制御リレーが壊れ、原因を探って修繕するのも大事な仕事だ。「災害などで待機したり、夜中に呼び出されたりするなど、大げさに言えば24時間365日緊張が必要ですが、仲間と一緒に課題を乗り越えられたときはうれしいですね」。プライベートでは5人の子供のお父さん。「出産時にはすべて立ち会うことができました。会社の理解のおかげです」と笑う。

私たち一畑住設は、地元に愛される“一畑ブランド”を胸に、確かな技術で多方面から地域の暮らしを支えるよう、日々努力を重ねています。
次回最終回は、その一畑住設の手掛ける幅広い取り組みをご紹介します。